源氏を愛し、また愛された女たちの心を音で綴った女性作曲家MAKI、情念のサウンドシリーズ紫炎(shien)。
2001年青山円形劇場で初演、楽器のみで描いた平安絵巻、源氏物語。
初回タイトルは、紫炎〜愛さずにはいられない〜
その後も、様々な会場で、時に語りを伴い、再演を重ねているcode"M"の代表的な音楽劇。
公演回によっては、照明や舞台美術も伴う大掛かりなステージとなる。
総曲数20曲以上、編成も、Soprano(歌詞なしのボカリーゼ)、尺八、チェロ、ピアノ,マリンバ、ギター,箏、打楽器、邦楽囃子を用い、最少5〜最大8名で、エキセントリックな場面から、無情の響きまでを表現。
当時20代後半のMAKIが創作し、その後も各曲改訂、新曲を加えるなど、常に挑戦と今を生きる女心が織り込まれている。
次回は、2016年を予定。
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